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ウクライナ侵攻1年

21世紀に入ってから、人々が記憶に残すべき月日は多々ありますが、中でも「911」「311」「206」は多くの犠牲者と共に衝撃的な出来事として歴史に記されるものです。特に、2月6日のトルコ・シリア大地震においては、人災的な側面もあって5万人近い人々の命が失われました。対策が施されていれば、これほどの犠牲者数にはならなかったと報じられています。今は、亡くなられた人々の冥福を祈るばかりです。

そして今日、2月24日はロシアのウクライナ侵攻から1年という日です。昨年の2月中旬、ロシア軍がウクライナ国境に集結しているというニュースが流れていましたが、本当に侵攻するとは思われていませんでした。それでも、侵攻は現実となり、多くの市民が拷問を受けたり虐殺されたりしたということです。ロシアのプーチン大統領は、この侵攻を正当なものだとしており、国民の高い支持を得ているそうですが、日本から見るかぎりプーチン大統領の主張には全く理解できるところがありません。何が真実なのかは見えてきませんが、両国合わせて膨大な数の命が失われた事実は確かです。その中には多数の子どもたちも含まれていますし、孤児となった子どもたちもいます。誰が、何の権利を持ってこのような惨事を起こしているのでしょうか。

1年を経過して、戦況は悪化するばかりです。国際社会の無力さと一部の国家の横暴だけが浮き彫りになった1年だったと言えます。そして、私たちもただ遠くで見ているだけで何もできていません。人類はもっと賢いはずですが、実は少しも進歩していないのかもしれません。世界に平和を!

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