ツール・ド・フランス

世界最高峰のサイクルロードレース、ツール・ド・フランスが3週間の闘いを終えました。総合優勝に輝いたのは、イタリアの東隣にあるスロベニアの新鋭、タデイ・ポガチャル選手でした。四国ほどの大きさ、200万人ほどの人口。その小さな国の若者が初参加で成し遂げた偉業でした。総合成績2位でスタートした最終日の1日前の個人タイムトライアルで、同胞の先輩ログリッチ選手を大逆転し、逆に大差を付けて優勝を手にしました。まさにアンビリーバブルな逆転優勝だったわけです。

彼は、優勝の翌日、22歳の誕生日を迎えました。21日間で3482Kmを走破するレースを制したのは、まだ21歳の若者だったのです。107回の歴史の中で、最年少だったということです。

「諦めない」心が生んだ大逆転劇。昨年の106回に続く新鋭の躍進。新型コロナがもたらした変革の中で、人類は今、大きなうねりの中にいます。そういう時だからこそ、強い心を持った若者が必要です。

自分の力で世界を変えていくのだという信念。何者にも負けない心。

TV観戦しながら、生徒たちを、そういう若者に育てていきたいと思わされた今年のツールでした。