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ナウシカ

先日、「風の谷のナウシカ」を映画館で観てきました。実に36年ぶりのことでした。映画館の大きなスクリーンで観る青く大きな空、そして、「怖くない」や「シリウスに向かって飛べ!」などの心に響くナウシカの言葉の数々……。

「火の七日間」によって焼き尽くされた世界の1000年後を描くこの作品は、今もまったく色褪せていませんでした。むしろ、30年以上の時を経て、より現代に類似してきたように感じました。

8月6日の広島、9日の長崎の被爆を思うとき、どうしてもこの作品が思い起こされます。人類は今もなお、およそ必要とは思えない「核兵器」を、世界を何回も焼き尽くせるほど保有しているそうですが、保有国の首脳たちは、それを使うつもりはないとも言っています。使わないものは持たないということで良いのではないでしょうか。

何はともあれ、日本においては75年続いた平和な時代が、これからもずっと続いていくことを願っています。生徒たち若い世代の人々が、まだまだ長いこれからの人生を、夢と希望を抱いて生きていけるようにしていかなければと思います。猛暑の中、校庭のフラワーポットに逞しく咲く可憐な花々を見ながら、そんなことを考えました。

2020年8月11日
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モノガタリはカタリナから。

京都聖カタリナ高校では、「生徒一人一人が主人公。」を
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