校長ブログ
2025.05.15
こころに吹く風【「ちがい」を知り、「ちがい」を力に】
みなさん、こんにちは。校長の後藤です。
本校には、さまざまな個性や背景をもった生徒が在籍しています。勉強が得意な人、苦手な人、スポーツに打ち込む人、文化的活動に打ち込む人、人との会話が好きな人、コミュニケーションが苦手な人、一人でじっくり考えるのが得意な人。育った環境も、考え方も、興味関心も本当に多様です。
そんな中で、私たちがひとつの「学校」という集団として共に生活していくうえで大切なのは、まず「相手を知る」こと、そして「理解しようとすること」、さらに「違いを受け入れること」です。
人は、自分と違うものに出会うと、戸惑いや違和感を覚えることがあります。でも、その「違い」こそが、集団にとっての財産です。違うからこそ学べることがあり、気づけることがあります。そして、それを受け入れることで、私たちの世界は広がっていきます。
スポーツにおいてプロ野球でも、全員が4番バッターでは試合に勝てません。全員がピッチャーだけでも試合に勝てません。
足の速い人、器用な人、遠くまでボールを打てる人、守備がうまい人、早いボールを投げられる人、色々な人がそれぞれの特性を活かし、「勝ち」という同じ目標に向かって力を合わせることではじめて良い結果が生まれてきます。
学校も同じで、小さな社会です。この場所で、お互いのことを尊重し、認め合い、協力して生活していくことができれば、どんな社会に出ても、自信をもって前に進んでいけるはずです。自分の苦手を補い合い、得意を活かしあうことができれば、素晴らしい充実した将来を送ることができるはずです。
どうか皆さんには、「自分とは違う考え方を持つ人」に出会ったとき、すぐに否定するのではなく、「そう考える理由は何だろう?」と一歩立ち止まって考えてみてほしいと思います。その小さな一歩が、相手との距離を縮め、自分自身の視野も広げてくれるはずです。 これからも、互いを認め合い、高め合える、温かい学校づくりを、教職員、生徒たちと一丸となって、ともに進めていきたいと思います。