この授業は、本学が改革を進める第一歩と位置付けており、各分野の体験的な授業を半年間に渡って週替わりで行っていきます。ここから生徒たちは好奇心に火をつけ、主体的に課題を見つけ、他者との協働を通じて課題解決に向かって探究活動を進めていきます。
　第1回目は京都光華女子大学短期大学部との協力で「ジブリ宮崎駿について」の授業を鹿島先生に行っていただきました。宮崎駿が映画に込めた思いを生徒たちは読み取ろうとしていたのが印象的でした。

第２回目は、京都御苑の施工もされている京都の㈱上西工業様にお越しいただき、「左官体験」と「泥だんごづくり」を行いました。生徒たちは時間が経つのも忘れ、泥だんごづくりに没頭していました。
「土壁塗り」体験では、珪藻土を「コテ」を使って壁に塗っていくのですが、バランスよく均一に塗るのが難しく、土を落としたりすることもあり、悪戦苦闘していました。単純な作業のように見えて実は奥深いワザがあることを実感した様子。徐々にコツを掴むと土壁塗りに没頭し、時間を忘れて楽しく取り組んでいました。

今後も引き続き産官学と協力し、生徒が笑顔になれる講座を実践していきますので、本学の新たな探究授業の取り組みにご期待ください。