校長ブログ
2025.07.11
こころに吹く風【あいさつは素晴らしい ~人と人をつなぐ第一歩~】
皆さん、こんにちは。校長の後藤です。
皆さんは、今朝、何人の人に「おはようございます」と声をかけましたか?
学校の朝は、あいさつで始まります。校門の前でかわすあいさつ、廊下でかわすあいさつ、教室でかわすあいさつ。「おはようございます」の一言。たったそれだけの言葉に、私たちは相手への思いやり、尊重、そして自分自身の姿勢を込めています。
私はいつも思います。
あいさつは、「あなたの存在を大切に思っています。」という、目に見えないメッセージだと。
気持ちのよいあいさつが飛び交う学校には、あたたかい空気が流れます。安心して学び、話し合い、助け合える雰囲気が自然と生まれます。逆に、無言で通り過ぎたり、顔をそむけたりすれば、心の距離も遠ざかってしまいます。
あいさつは、誰にでも、今この瞬間からできる「心のバリアフリー」です。
勉強が得意な人もいれば、苦手な人もいます。運動が好きな人もいれば、静かに過ごすのが好きな人もいます。さまざまな違いをもった人が同じ学校で生活するからこそ、まず、互いを認め合う姿勢としての「あいさつ」が大切だと思います。
私たちの学校が目指すのは、「誰かを笑顔にできる人」になること。
その第一歩は、自分から、元気に、気持ちのこもったあいさつをすることではないでしょうか。
これからも、あたたかなあいさつがあふれる学校でありたいと願っています。