普通科
2025.10.10
女子プロ卓球チーム「京都カグヤライズ」代表が探究授業に登壇
2025年10月1日(水)、普通科2年生の「総合的な探究の時間」において、女子プロ卓球チーム「京都カグヤライズ」代表の池袋氏にお越しいただき、授業のお手伝いをいただきました。講師としてプロのトップチームの代表からお話しいただくことで、自身のキャリアを考えるきっかけになればという思いで今回の授業を企画しました。
また、公開授業としていたため、南丹市のケーブルテレビや新聞社の方々や教育活動にご支援いただいている大学様、高校様、企業様からもたくさんの方々が見学にお越しいただきました。オリンピックチームを支える裏方の仕事やプロのスポーツチームが行う地域貢献についての話は、生徒だけでなく見学に来られた方々の関心も引き付けるものでした。
<PCを用いた試合の分析>
授業ではチーム設立までの経緯や試合の分析方法、競技体験、課題についてのグループディスカッションなどを行なっていただきました。PCの映像を用いたボールの回転分析や、勝ちパターンを分析し戦術をアドバイスする話、オリンピックチームが視聴したモチベーションをアップさせる動画の視聴、ボールがラバーに与える影響を実体験し、予想外の方向にボールが飛んでいくことなどを生徒たちは体験しました。
これらの事を踏まえて、最後に「あなたが会社の社長なら京都カグヤライズにいくら出資するか」という課題を出していただき、その投資額やメリットについてグループでディスカッションをしました。斬新なアイデアはなかなか出ませんでしたが、日々このような課題に取り組みながら会社として、「京都カグヤライズ」を運営しているということを生徒たちは学んだようでした。
プロスポーツを仕事にする苦労や喜び、「京都カグヤライズ」を運営する際の課題について語っていただいた事は、生徒たちが自身のキャリアを考える上で、大いに参考になったと感じました。将来スポーツに関わる仕事に就きたいと考える生徒もおり、実際のトップチームを運営する代表からお話を聞けたことは、貴重な学びになったのではないかと思います。
また、この場をお借りし、京都カグヤライズ代表の池袋様、見学にお越しいただいた学校様、企業様には感謝申し上げます。